グローバルワークスでVR開発事業を担当している原田です。
去る2023年10月29日（日）、弊社で初めて開発したVRゲームをラグビーチーム「LeRIRO福岡」の試合会場にてお披露目させていただいたので、今回の記事はそのご報告です！
グローバルワークスのVR開発事業って？
弊社では、XR技術が目覚ましく発展を遂げると予想されるこれからの時代を見据えて、2023年よりVR開発事業を立ち上げました。
VR開発事業では将来的にVR音楽プラットフォームを構築する予定ですが、その前に社内でVR技術を蓄積するため様々な試みを行っています。
この度そんな弊社のVR開発事業部が主体となり、ゲームを通して選手の顔と名前が覚えられるコンテンツをLeRIRO福岡に提供させていただきました。
VRゲームのルールはとてもシンプル。画面の向こう側にあるラグビーゴールからLeRIRO福岡の選手が向かってくるのを避けるだけ！
ラグビーは1チーム15名なので、選手を15人うまく避けるか、ゴールまでたどり着くことが出来たらゲームクリアです。
しかし、実はこのゲームの実質的な開発期間はわずか1か月間・・・！
8月のうちに技術調査やゲームシナリオの考案を行い、9月の間に社内のエンジニアを1人月アサインして開発、そして10月は29日の試合まで運用テストを繰り返しての実施となりました。
VRコンテンツの制作自体が初めてだったため、果たしてこの短い期間で間に合うのかとどきどきしましたが、チームの努力で無事に完成まで漕ぎつけられたのでほっと一安心です。
無事に開発終了し、いよいよ試合当日のお披露目へ！
この日はLeRIRO福岡が来季のリーグワン進出をかけた大一番の試合！！
・・・の予定だったのですが、相手チームがインフルエンザに罹患する選手多発のため出場辞退となり、LeRIRO福岡は期せずして不戦勝となったため、代わりにエキシビションマッチが開催されました。
試合会場は久留米陸上競技場。試合開始は14時からですが、VRゲーム実施スタッフは朝9時に博多駅東のオフィスに集合して、この日のために用意した荷物を積み入れ、高速道路でいざ久留米へ！
会場ではLeRIRO福岡の選手やスタッフの方々が温かく迎えてくださいました。
私たちはノートPCとQuest2、そしてゲーム中の画面が他の人にもわかるようにプロジェクタとスクリーンを設置して、試合前にLeRIRO福岡のファンの皆さんがVRゲーム体験にやってくるのを待ちます。
開場時間の12時を過ぎると、ファンの皆さんがVRゲーム体験ブースの周りに集まってきました。
VRゲーム体験を希望される方には椅子に腰かけてQuest2を装着してもらい、ゲームのルールや操作方法をレクチャーします。
そして、体験の様子がこちら！
開発時にLeRIRO福岡の島川さんから「ルリーロの選手は強いんだから、ゲームは簡単にしちゃだめ！めっちゃ難しくして！」というご要望があったので、ゲームの難易度は高めです（笑）
画面の向こうから選手が猛スピードで追いかけてくるので、「なにこれ難しい！」「やられた～！」と、VR体験ブースは大盛り上がり！たくさんの方から「面白かった」という声をいただきました。
ただ、途中でQuest2のペアリングがうまくいかなくなったり充電がなくなったりして、ゲームを実施してみてからこその反省点が見つかりましたが、次回の体験に向けて改善を加え、今回サービスをご提供させていただいたLeRIRO福岡の選手とファンの皆さんの交流が更に深まるよう、引き続きお力添えをさせていただければと思います。
このVRゲームを実際に体験されてみたいという方は、ぜひLeRIRO福岡の試合会場まで応援に来てくださいね！
（VR体験ブースは毎回設置されるとは限らないので、試合前にLeRIRO福岡からの告知をチェックしてからお越しください。）
グローバルワークスでは一緒にVR開発事業を行っていく仲間を募集しています
弊社では、VR開発に興味のあるエンジニアさんを募集中です。
VR事業に着手しているシステム開発の会社は、福岡ではまだまだ極わずか。成長過程の分野ですが、JavaやC#、PHPなど今ある技術を活かしながら、Unityを使ったVRやメタバースのコンテンツ制作もやってみたいというエンジニアさんがいらっしゃいましたら、まずはお気軽にご連絡ください。
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