顧問会計士さんインタビュー(グローバルワークスの財務状況、社員への給与・賞与の還元など)

簡単に自己紹介をお願いします。

税理士法人岩崎会計 監査部の曲淵と申します。弊社は1974年開業で、現在二代目代表の岩崎博信を含めて総勢20名の、会計事務所としては比較的大きな事務所です。㈱グローバルワークス様とお付き合いは創業後すぐからですので、約10年のお付き合いとなります。

会計事務所へ委託することのメリットを教えてください。

個人の会計及び確定申告と比べ、法人組織の会計及び税務申告は複雑になりますので、知識のない方がご自身だけで処理するのは大変難しいです。その点、会計事務所のサポートを受けることで、適正な会計ルールに基づく帳簿の作成及び正しい税務申告書の作成が可能となります。また、弊社は毎月お伺いして会計帳簿をチェックする月次巡回監査を行っておりますので、月次決算におけるタイムリーな業績把握や、無理なく余裕を持った節税対策が可能となります。

グローバルワークスの財務状態は前期、当期どう変わりましたでしょうか?

積極的に採用活動をされたことで、社員数が増え、その結果売上高が1億円を超えました。未経験者を採用すると、現場に出られるようになるまでどうしても人件費や教育研修費の負担が先行し業績が悪化しますが、社員数が増えたことでその負担を賄うことができています。また、雇用に関する助成金制度を活用するなど、最終的な利益はしっかり黒字となっていますし、財務安全性を示す指標である流動比率や自己資本比率も、同業他社の黒字企業平均と比べても遜色ない数値となっております。

財務状態から従業員への給与や賞与での還元として、会計事務所としてどうみられていますでしょうか?

当社の業態は、社員の人件費がいわゆる売上原価に相当する形となりますので、対売上高人件費率は高くなるのが当然ですが、それを考慮しても還元率は高いほうで、実際の数字にも表れています。まだ会社として成長期であり、利益を出して会社を大きくしていく必要もありますが、決算賞与を支給されるなど、会社に残すだけでなくしっかり社員の皆様に還元されています。
社長様自身も、頑張って結果を残した社員には、給与や賞与でしっかり還元したいという考えをお持ちですので、上昇志向の強い方にとっては魅力的な会社だと思います。

同業他社と比較してグローバルワークスの利益率はどうでしょうか?

最終的な利益は黒字となるよう経営されており、前述の通り、社員への還元と会社の内部留保のバランスをしっかり保たれていますので、売上高に対する利益率も高すぎず低すぎず、適正な利益を確保できているといえます。

企業として利益をしっかりと残して、会社をより良くするための課題や課題に対する仕組みづくり(対策・アドバイス)などがありましたら教えてください。

当社の業態としては、一人ひとりが現場に出て稼いでくるというのが非常に重要になってきます。仕事の受注が途切れると、当然その方の売上がないにもかかわらず、会社としては当然給与を支払う必要がありますので、利益を圧迫してしまいます。そうならないためにも一人ひとりが今の現場で付加価値を提供し、今ある仕事が終了したとしても次の仕事も任せてもらえるように取り組む必要があるのではないでしょうか。
また一方で、一人二人の仕事が受注できなかったとしても、他のみんなでカバーし合えるようにしていくという点においては、更に社員を採用し、人数を増やしていく必要がありますね。
そうすれば、会社の売上及び利益アップ、社員への還元、モチベーションアップという好循環が生まれるのではないでしょうか。

税理士法人岩崎会計の曲淵さんありがとうございました。

税理士法人 岩崎会計

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