エンジニアの悩み相談室 ~ 仕事はツラく嫌なものだ ~

■ エンジニアの悩み相談室

こちらでは、グローバルワークスで働く【エンジニア経験10年以上】の社員に話をお聞きし、ご自身の過去の経験から、同じように悩む若手へのアドバイスや、メンバーを抱える立場として意識していることなどをお聞きしていきたいと思います。

今回、お話をお聞きするのは、エンジニア経験25年以上、グローバルワークス入社5年目の上鶴さんです!
 

Profile(Kamizuru)

・大分県出身
・就職氷河期に就活を経験
・社会人1年目は、ゲーム会社のプログラマとしてアルバイト
・東京都のシステム開発会社で17年働き、ひとつの部署を任される
・2017年、家庭の事情で地元九州へUターン、とある福岡の会社に就職
・2019年、グローバルワークス入社

*** 最近の趣味を教えて下さい ***
最近は、愛犬用のペット系Youtubeチャンネルを始めたので、ショート動画作ってみたり、ちょろっとテロップ入れたりということをやっています。
チャンネルを知ってもらうために、インスタやらTiktokを開設してみたりしていますが、まだまだ始めたばかりで試行錯誤中です。
以前から漠然と「やってみたいな」と思っていたことを、家族共通の趣味として取り込んでみようと思い始めました😊

■ インタビュー動画

まずは上鶴さんが過去にどのような経験や失敗をして、今どういう思いでお仕事なさっているのか、インタビュー動画にてお話をお聞きしました。
 

 

■ 仕事はツラく嫌なものだ

動画の中でもお話が合ったように、「仕事はつらいものだ」「嫌なものだ」と感じている人も正直少なくはないと思うのですが、上鶴さんはエンジニアという仕事についてどう感じていらっしゃるのか、改めて詳しく伺ってもいいですか?

そうですね、私ももちろん仕事をするなかで「大変だな」と思うことはたくさんあるんですけど、「自分が作ったシステムを今誰かが使ってくれている」と思うと、単純に「面白いな、嬉しいな」と感じます。

「仕事が大好きで大好きでたまらない!」というわけではないんですけど、私にとってエンジニアの仕事は、空気と同じような存在というか…
自分の周りにあって当たり前で、「生きるためになくてはならないもの」というような認識です。
 

■ 仕事とプライベートを分けない?

実は私も「休み最高、平日になってほしくない!」って思うことがあって…
仕事自体は好きでも、無意識のうちに仕事ってプライベートの対極にある存在になってしまうというか、「仕事=嫌なもの」と感じてしまう人の気持ちもわかる気がしていて…
そうですよね。「仕事=嫌なもの」と認識してしまうと、どうしても仕事に対してストレスを感じるようになってしまいます。
だから私はあえて…なのですが『仕事』と『プライベート』って、無理に分けて考えない方がいいんじゃないかなと思っています。

無理に分けて考えることで、「楽しい」と感じているプライベートが『善』で、仕事は『悪』と感じてしまう人もいるんじゃないのかなと。
「オンオフを切り替えよう!」みたいな話もよく聞きますが、やはりどちらかがうまくいってないときは、仕事中にプライベートのことを考えてしまう、休みの日に仕事のことを考えてしまう、ということもありますよね。

私は仕事とプライベートは地続きだと思っていて、仕事で頑張ったお金でプライベートを充実させることができますし、むしろどちらかだけを充実させることって、かなり難しいことなんじゃないかなとも思っています。

だからもし、ただなんとなく「仕事って嫌なことだ」と感じてしまっている人は、『仕事』と『プライベート』を分けて考えようとすることから、変えてみるといいんじゃないかなと思います。

 

■ よくある失敗と対策

「仕事がうまくいかない→期限に間に合わない→周りに迷惑をかける」という状況に陥ってしまって、「仕事がつらい、やめたい」と思ってしまう方もいらっしゃると思うんですけど、そういったときにはどうしたらいいと思いますか?

そうですね、特に若手の方は「わからないことがあったらすぐ聞いてね」って先輩に言われることも多いと思います。
でも「聞いてばかりじゃだめだ、自分で考えたり、調べたりもしなきゃ」と思う、真面目で頑張り屋な方に多い失敗があって…

例えば、

・わからないことがある、30分自分で考えてダメだったら先輩に相談しよう!
・25分考えてやっと1本答えらしき道が見えてきた!
・2時間かけて進めたけど…あれ、間違っているかも…
・急いで先輩に相談
・「相談が遅いよ、今まで何やってたの」と言われてしまった

なんてこともあるんじゃないかなと。

「わからなかったけど、調べたらいけると思ったんです。でも間違えで…何もやってなかったわけじゃないんですけど…」ってやつですね。
これって結構落ち込みますし、繰り返しやすい失敗なんじゃないかなと思います。

特にエンジニアという私たちの仕事には、期限があって、お客様からの信頼を損なわないためにも、必ず期限を守らなければいけません。
でも、「自分で調べて進められるようになりたい」「毎度聞いてばっかりじゃできないやつだと思われそう」といった思いがあるからこそ、自分で期限を設けて「これ以上考えてダメだったら相談しよう」と決めているんじゃないないでしょうか。
それは全く間違っていませんし、誰しもが通る道だと思います。

あとはもう少しだけ「まめな進捗報告をすること」「できれば別の選択肢も考えておくこと」が次のステップで、まずは進捗報告から意識して実施するといいんじゃないかなと思います。
「20%進んだら報告しよう」「今こうやってますとだけ報告しておこう」みたいな感じで「報告するほどでもないかな」と思うことも、念のため報告しておくことで、失敗は回避できると思います。
 

■ チームで仕事をするメリットは何か

動画の中で、仕事を「丸投げ」じゃなくて「任せる」ことを意識しているとおっしゃっていたのですが、仕事を任せる側のことについても、改めてもう少し詳しくお話をお聞きしてもいいですか?
はい。仕事を丸投げしてしまうと、結局は自分に戻ってきたり、メンバーに任せた仕事が間違った方向に進んでいることに気づけなかったりするので、自分からもメンバーに対して定期的に声をかけるよう意識しています。

まぁ、とはいえ、私の場合は取り返しがつかない状況にならない程度に声をかけるようにしていて、全部が全部を指示する、いわゆるマイクロマネジメントはしないようにも意識していますね。

何でも自分が教えて進めさせてしまうと、メンバーは自分でやった感、成長した感がなくなってしまって、自信がつかない、自律しない、といった状況になってしまいます。
ですので私は、メンバーも自分もお互いに確認・報告し合うことで、一緒にミスを防ぐ、そしてチームでの成果を最大化する、ということを意識しています。

 

■ 何歳になっても「できるようになった」と思える仕事

エンジニアの仕事って、ずっと新しい技術が出てきて、どんなベテランさんでもいつか新しい仕事や技術に関わればわからないことが出てくる…
正直結構大変な仕事ではないですか?
そうですね、まぁ今までやってきたことや経験が繋がってくることも多いので、おそらく想像されているよりは何とかなるものですが、確かに新しい技術は出てきますので、定年まで勉強という気持ちでやっています。

ただ、実は人間って成長を感じられている方が、仕事に対するストレスは少ないそうですよ。
「自分はこの人よりできない」という劣等感とか、仕事に対する不安とか、そういったものがあるのは実は成長できるチャンスで、「できるようになった」という成長を感じられるような仕事が、実は最もストレスなく働ける仕事だということです。

まぁ…そう考えると、この仕事は何歳になっても「できるようになった」と感じられる仕事なんじゃないでしょうか。
だからこそ、うまく向き合えればすごくやりがいがあって楽しい仕事だと思うんですよね。

なので、動画のなかでもお話させていただいたんですけど、今仕事のことで悩んでいるメンバーや「成長したい!」と感じている若手に対して、私からは「仕事との向き合い方」であったり、「仕事をうまく早く進めるコツ」などを伝えていけたらなと思っています。
 

上鶴さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!

今回エンジニアさん目線で色々とお話をお聞きしてきましたが、エンジニアではない私も「なるほど…」と思うことがたくさんありました😌

ぜひまたお話をお聞かせいただけると嬉しいです!

 

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